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「ボールねじアクチュエータ」ってどんなものですか?

まず、アクチュエータ(Actuator)とは、入力されたエネルギーを物理運動量に変換する機械要素のことを言います。アクチュエータは物を動かしたり、制御したりする機械装置のことで、利用する作動原理によってさまざまなものがあります。一般的な例では、ボールねじ、ベルト、リニアモータなどを使用した商品がありますが、ここではボールねじを使用した例を示します。

ボールねじ構造

ボールねじを使用する構成で必要となる部品は、土台となるベース、ガイドレール、軸受、ハウジング、テーブルなどで、個々の部品の設計や選定並びに組立では専門的技術や技能を必要とする場合があります。また個々の部品の集合体では軽量化やコンパクトにすることがなかなか困難な場合もあります。

そこでKURODAでは、ゲージ製造で培った精密加工技術と自社製ボールねじを融合させ、鋼鉄製U字形状のガイドレールの中にスライドブロックを配置し低断面構造とコンパクトな形状を実現した「ボールねじアクチュエータ」を開発しました。
下に示す図は、ボールねじアクチュエータとの比較となりますが、同じ軸径のボールねじを使用した場合に従来のテーブル構造に比べると高さや幅など大幅なスペースの削減が可能となることが分かります。

スライドガイドボールねじとアクチュエータ比較

KURODAボールねじアクチュエータのラインナップは、高精度位置決めのできるSGシリーズ、アルミフレーム型アクチュエータより高剛性のSEシリーズ、外からの異物を防ぐフルカバータイプのSCシリーズを用意し、多様化するニーズに対応していきます。
 各々のシリーズの詳細につきましては、弊社ボールねじアクチュエータカタログまたは各シリーズのページをご参照ください。

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