ページ内を移動するためのリンクです

ボールねじアクチュエータは駆動源として何が使用できますか?

電動機

ボールねじアクチュエータのスライド部の動きは、どんな使用用途であってもある任意の範囲を、水平設置では左右、垂直設置では上下といった繰返す動きとなります。従って回転軸は正転・逆転を容易に制御できるものが駆動源となります。原動機の分類で考えると流体機械(空気モータ、油圧モータなど)や熱機関(蒸気機関、オットー機関など)などは、正転・逆転の切換が難しいこともあり、簡単な回路で制御できる電動機(Electric motor)が使用されるのです。

その動きに適した電動機として一般的にはサーボモータやステッピングモータなどが使用されています。
電動機とアクチュエータの接合は、一例として図1に示す方法で組合せます。KURODAでは各社モータメーカーの製品が使用できるようにモータブラケットや中間フランジを豊富に用意しております。
詳細につきましては当社カタログをご参照ください。またカタログに掲載されていない場合についても柔軟に対応しますので、その際には遠慮なくご相談ください。

電動機とボールねじアクチュエータの接合

手動

次に電動機以外で回転軸を自由に簡単に正転・逆転できる方法は手動による駆動となります。
アクチュエータは回転運動を直線運動に変換する機構ですので、図2に示すハンドルで手動によって駆動させることも可能です。これを用いる場合には、ボールねじの位置決め精度を活かすためエンコーダなど位置検出できるものを装着することも有効です。

アクチュエータとハンドルの接合

ページ上部へ

ページの終わりです