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ボールねじのシングルナット、ダブルナット、インテグラルナットの違いについて教えてください

ボールねじには、ナットの組合せ方式として3種類あります。
シングルナットは、ナットが1個で構成される最も簡単な組合せです。 組み込むボールの大きさを調整することで、軸方向すきまを持たせたり、軸方向すきまを除去し予圧を与えることができます。

ダブルナットは、その名の通り2個のナットを組合せ構成されます。組合せる方法は2個のナットを相互に締め込むように回転させ位置関係を変えることで予圧を与え、回り止めとしてナット間にピンあるいはキーを入れ固定したもので、軸方向すきまが除去され予圧により剛性が高められます。

インテグラルナットは、1個のナットでダブルナットと同様な予圧が得られます。ナットの中央位置(循環部の間)で、予圧相当分だけリードをずらして予圧を与えます。

各々を説明するのに苦労するのですが、わかりやすいように一覧表にしてみます。

シングルナット、ダブルナット、インテグラルナットの違い
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