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ボールねじ取付部分のはめあいについて教えてください

はめあいの種類と特徴一般的にボールねじを使用する際は、ボールねじ軸の両端を軸受で受ける必要があります。 このとき軸と軸受の組合せ方法は、『はめあい』と呼ばれる『穴と軸の寸法の差から生じるすきまの関係』を利用します。 はめあいの種類には、「すきまばめ」、「しまりばめ」、「中間ばめ」の3つの方法があり、それらは軸と軸受部品を組合せる際の固さ(反対語はゆるい)の度合いをあらわします。それぞれの使用については、その機械装置の運転条件や荷重条件に合せた方法で選択する必要があり、下記にそれぞれの特徴を示します。

はめあいの種類と特徴

ボールねじでのはめあいは、「振動の発生が無く位置決めとしてのボールねじ精度を確保できること」の他に「精度維持上のメンテナンス用の取付け取外し」について考慮する必要があります。 その意味において軸受取付部は、一般的なころがり軸受で推奨するはめあい公差では不都合があるため軸受内輪と軸受取付部外径のはめあいは、「中間ばめ」または、すきま量がなるべく小さくなるように設定した「すきまばめ」が合理的となります。 下記に一般的な軸受取付部におけるはめあい公差を示します。

軸受取付部のはめあい公差

軸受取付部のはめあい公差

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