ボールねじの防塵対策について
ボールねじは、ナット内にゴミや異物が侵入すると摩耗が早く進行する異常摩耗や、ねじ軸およびナットのねじ溝面または鋼球の損傷などにより鋼球の循環に支障を起こし作動不能になる場合があります。
ゴミや異物の侵入が考えられる場合には、ジャバラやカバー等の防塵装置を取付けてください。
特に異物はないが予防的な措置として、ナットの両端部に防塵装置を取付けて防塵対策を行うこともできます。
しかしジャバラやカバーのように高い防塵効果は期待できませんので、他の防塵装置との併用が望まれます。
現在、クロダのボールねじで使用されている防塵装置の種類と構造は次の通りです。